アメブロ始めました

独立したのを機に、ブログもちゃんとやらなければなあ、と思ってはいたのですが、仕事もようやく一段落し、やっとその気になりました。

 

アメブロを始めることにしました。
釣りとバイクのDVDディレクター★映像制作の裏側
http://ameblo.jp/moviedirector/
 
はてなは、何と言うか覚え書きだったり、思いつきだったり、良くて年に数回更新するだけでしたが、アメブロはとりあえずちゃんと"発信"というやつをやってみようと思っています。
はてなの方は、相変わらずな感じで継続します。

作品サンプル

会社(ビジュアルコミュニケーション株式会社)のサイトが出来るまで、毛利雄二の作品サンプルが見たい方は、内外出版社のサイトからご覧下さい。
http://www.naigai-p.co.jp/corporate/dvd/

内外出版社発行のDVDの中で、私が演出・編集を担当した作品(2009.9月時点)は、
<釣りジャンル>
「重見典宏×杉原正浩/エギング最強タッグin対馬
「重見典宏/エギングファイル7」
「重見典宏/エギングファイルプレミアム(うち韓国編)」
「ヤマラッピ&タマちゃん(山田ヒロヒト&野村珠弥)/エギング大好きっ!」
「ヤマラッピ&タマちゃん(山田ヒロヒト&野村珠弥)/エギング大好きっ!2」
「ヤマラッピ&タマちゃん(山田ヒロヒト&野村珠弥)/エギング大好きっ!3(制作中)」
「平和卓也/磯グレ★ピーススタイル」
「ルアーマガジン・ザ・ムービー」「ルアーマガジンソルト・ザ・ムービー」
<バイクジャンル>
「柏秀樹のライテク講座/ビッグマシンを自在に操る」
「柏秀樹のライテク講座/ビッグマシンを自在に操る2」
「柏秀樹のライテク講座/ビッグマシンを自在に操る3(制作中)」
「白バイに学ぶ究極のストリートテクニック」
WGPライダー・新垣敏之/ライテクの新常識25」
「和歌山利宏/コーナリングを科学する」
「プロインストラクター内藤栄俊/舵角で曲がるストリート最強テクニック」
「丸山浩/天才!ライディングテクニック峠編2(制作中)」
<クルマジャンル>
「オートメカニックMOVIE/20万キロOKメンテ!!上巻」
「オートメカニックMOVIE/20万キロOKメンテ!!下巻」
「STREET VWs MOVIE」
<ダンスジャンル>
「GoGo!RABBITS(GoGo!ラビッツ)/Faily Tale(フェアリーテイル)」
出演:黒須洋壬、原田薫、JUN、石川浩子、WARNER、長谷川ゆり、野村涼子(RyonRyon
「CROSS ACT(クロスアクト)/Wonderful World」
出演:黒須洋壬、JUN、長谷川ゆり、塚本有紀子、柴田健児、大場麻里子、TETSUHARU、星野奈美、武田舞香

上記作品はほとんどプロデュースもやっていますが、ほかプロデュース作品は、
今江克隆/黒帯1、2、USA編、復活のバカラック編」
「奥村和正/D-plosion」
「ルアーマガジン・ザ・ムービー」シリーズ
「ルアーマガジンソルト・ザ・ムービー」シリーズ
「重見典宏&田中一明/餌木ING極意」シリーズ
「重見典宏/エギングファイル」シリーズ
「村田満/友釣り最新極意」シリーズ
「松田稔/大グレはこう釣るんや!」
「兼松伸行/最新最強!チヌかかりゼロ釣法」
「荘司明良/無敵のダンゴ釣法9の鉄則」
「グレ釣りマシーン山元八郎」
となります。

DVD作品以外ももちろんやってマス。
PV、イベント用、リクルーティング、ステージ、CM、色々と。
連絡は
TEL/06-6324-8500 FAX/06-6324-8501(Visual Communication Inc.)

まで。
ロケ等で留守の場合も多々ありますので、その際はメールでご連絡ください。
E-mail:v_vom☆mac.com(☆を@に置き換えて下さい)

独立しました

VisualCommunication_logo

内外出版社円満退社して、新大阪で映像制作会社を始めました。

〒533-0033
大阪市東淀川区東中島2-8-8
ワークステーション新大阪902
ビジュアルコミュニケーション株式会社
〜Visual Communication Inc.〜
TEL/06-6324-8500
FAX/06-6324-8501
毛利雄二に用のある人はこちらまでどうぞ。


ホームページもすぐに作るつもりが、多忙のため発注すらできません。
とりあえずDVD「〜イカ釣り最強バイブル〜重見典宏/エギングファイル7」がもうすぐ完成します。
独立後の初仕事です。大変面白い作品になりました。


ホームページは、秋には作りたいと思います。
挨拶状もその頃には出したいと思います。

隙間が出来たら色々とやります。
では。

すごい!凄い人はいっぱいいる。

MAスタジオに行かず、自分で音付けをする際に使用できる音ネタとしては、APPLE.mac会員やDVD Studio Proのユーザーが使用できた「FreePlayMusic」が、クオリティも量も素晴らしかったので、長いことこれを中心に使ってきたが、そろそろネタ不足になってきたので新しい音ネタを探していたところ、凄いサイトを見つけた。
2つ紹介する。
まずは「oo39ドットコム」http://www.oo39.com/
このサイトは以前から知っていて、リンクも貼っていたが、久しぶりに訪れてみると、月額315円で、毎月5曲追加があり、過去の楽曲も全て使用可能なシステムができていた。迷わず加入。しょーもない安っぽい業務用の曲が1曲2000円とかなんとかの値段をつけて売っている中で、このクオリティでこの価格はあり得ない。だってタイガースの携帯サイトの月額料金と同じじゃん!


・・で、凄いのがこれ、「クラシック名曲サウンドライブラリー」http://www.voiceblog.jp/andotowa/
著作権が消滅しているクラシック曲を使えるのんはないんかい・・と探したら、あった!
これ、すごいです。
とにかく見てくれ。すごいから。ちょっと興奮してしまったくらい。
オーケストラの演奏は、全般的に細部を詰めていないのでもうひとつだったり、使用機材の問題もあるんでしょう。管楽器など立ち上がりが悪いので、DTMで作った際のストレスなど少々ある曲もある。が、それを差し引いても素晴らしい!ピアノ曲なんかは「おそれ入りました」って感じ?
なんたってオール無料で商用利用可。数も凄い!

いやあ、すごいのん、いっぱいいるね。

鳥居みゆき

鳥居みゆき

鳥居みゆきが気になるなぁ。

初めて彼女を見たのは2〜3ヶ月前か。youtubeで、単にお笑い芸人の一人として。「まさこ」ネタだったと思う。
最初は面白いとは思えなかった。が、その芸人らしからぬルックスも手伝って、何か気になる・・。
しばらく経ち、M-1の後か?サンドウィッチマンのほかのネタが見たくてネット検索をしていると、再び鳥居みゆきのサムネールを目にし、見てしまう。
「まさこ」ネタを2〜3と、エンタの神様出演の動画だったと思うが、面白い部分と面白いとは思えない部分が混交していて、やはり高い評価はできない。「ヒットエンドラ〜ン」のフレーズも好きになれない。
水着動画もあり、ニコニコでは「かわい〜い」とか「マジ美人」とかいうコメントばかりついているが「そこまでじゃねーだろ」と思ったり。

次に見たのが、カンニング竹山とのカラミがある映像(恋愛中毒)だ。これはなかなか面白い。どうも頭の回転は速いようだ。引き出しも多い。しかしその時点でも、ネット上での非常に高い人気や「天才」という評価にうなずくことはできなかった。

でもやはり気になる存在ではあったのだが、そんなときR-1グランプリに出場しているという情報を聞き、その数日後に決勝まで勝ち進んでいるということを知る。

昨日の決勝をテレビで見ることはできなかったが、なだぎ武が2連覇というニュースを目にして、どれどれとyoutubeを覗いてみた。
なだぎ武芋洗坂係長も面白い。鳥居みゆきはというと、やはりまさこネタ・妄想紙芝居ネタ。出来は悪くなかったが目新しいものではなかったので少々がっかりした。
「なんだ。オレ、鳥居に期待してたのかよ。」なんて思いつつ・・。

「ほんとはオレ、好きなんじゃないの?もっと見てみたら?鳥居みゆきを」・・・こうして鳥居みゆきのほかの動画を漁り始めた。
堕天使ネタ、巫女ネタ他、今ネット上で見れるものの大半は見たと思うが、


・・・とても良い!

そして、過去の鳥居みゆき、今の鳥居みゆき、ネタやライブのバリエーションなどから、彼女そのものが少しずつ見えてきた。
彼女はいわゆる「お笑い芸人」とは一線を画す。どうも彼女がやりたいのは単純に「笑える芸」ではないようだ。

「妄想結婚式」を見たときは不覚にも鳥肌が立った。良い。これはもう単なるお笑いではない。一人芝居のステージと言って見せられても大きな違和感はない。が、逆に芝居だとすると笑いに対する感覚が鋭角すぎる。
彼女は「言葉」を巧みに使い「言葉」で遊ぶ。このあたりは野田秀樹鴻上尚史あたりから多く使われる小劇場演劇の手法を思わせる。
そして短い舞台ながらも、きっちりとストーリーがあり、しかもひねりが効いている。少々ブラックなところも刺激的。
コアな野球ファンか野球経験者でなければ思いつかないような台詞や、時代に即したもの、実体験に基づくものなど、ネタの出所が広範囲なところもステージに深みを与えている。
そして、真打をつとめる落語家にも見せたいほどの見事な「さげ」。表現者としての非凡な才能を感じることができる。

彼女のパフォーマンスには「狂気」を思わせる側面があるが、この計算された狂気とタブーを扱う姿勢などは、少なからず鳥肌実の影響があるのだろう。
動画のどこかで「戸川純のようになりたい」と本人が発言していたが(本心か単なるネタかは定かではないが)、なるほど、そのニオイもある。

何人かの名前を挙げてみたが、彼女はそういった要素を自分のものとし、ステージ上では完全なる「鳥居みゆきワールド」を構築している。
彼女に関しては、「演技力がある」「ルックスが良い」「(言葉遊びも含めた)ネタ(というか脚本というか)が良い」「頭が良い」等々、色んな評価がある。
が、ひとつひとつをとると、どれもその分野ではもっと秀でた人がいる。
彼女が素晴らしいのは、それら全てを高い次元で持ちあわせ融合し「笑い」に昇華させ、なおかつ従来の「お笑い」とはひと味違う新しい世界を見せてくれるところだ。

・・あ、褒めすぎた。

彼女のすべての舞台がすばらしいわけではない。エンタの神様の時などは(番組制作側の意図が関わっているにせよ)全然面白くなかったし、エンタ以外でも笑えないものも多々ある。笑えなくてもいいが、楽しめないものも。
本人の状態(肉体的な要素なのか精神的な要素なのかわからないが)によってもかなりデキが変わるように思う。
妄想葬儀(東京腸捻転)では、台詞がスッと出てこないなど若干の不手際があり、それがけっこう全体の出来に影響していた(ところでこの演目は途中カットされているんだろうか?葬式の話をし始める時のきっかけがなかったが、これってフリになるべきものがあったんじゃないのかなァ。表現上マズいシーンだったのかなあ。オチがきっちり落ちてないんだが)。この演目を、カットもなく完璧に演じているステージを見てみたい。きっと非常に良いだろう。
ギャグラでの「テスト勉強」ネタは、スタジオでカットを割って撮影し、ツギハギしたものなのだろうか?流れがもうひとつ感じられない。伝わってこない。が、同じネタをやったステージライブ(東京腸捻転)はよかった。「妄想結婚式」ほどではないが高い完成度だ。観客がいたからかもしれない。

最近は、基本的にはネタをやっていない時、例えばインタビュー時なども「狂人風鳥居みゆき」を演じている彼女。
もしこのまま人気が上がっても、その芸風だけでは(レーザーラモンHGや波田陽区ほか、一発屋といわれる多くの芸人たちのように)そのうち困ることになるんじゃない?と思っていたが、彼女はそうではないことがはっきりとわかった。
今の鳥居みゆきは、彼女が演じるキャラクターのひとつでしかない。このキャラは強いインパクトもあり、世間での認知度や人気が上昇することには役立っているのだろう。
今はまだ途中。むしろ、次の段階に進んだ時に、さらに魅力的な鳥居みゆきが出現することに期待できそうだ。その場合、ひょっとしたらお笑い芸人という範疇の人物ではなくなるという可能性もあるが、それはどっちでもいい。期待したい。


それはそうと、どのステージも全て裸足なんだね。。

やっぱりドキュメンタリーってスゴい

昨日深夜、読売テレビで素晴らしいドキュメンタリー番組をやっていた。
「ふたりの桃源郷
山口放送制作。

終戦直後、何もないところからその夫婦は山を切り開き、山で暮らすことを決意。自給自足の生活を始める。
取材を始めたのは平成2年(だったかと)。それから夫婦の17年間を追う。

取材開始当初、夫の寅夫さんは77歳。妻は73歳。


たまたまつけたテレビだったが、目が釘付けになる。
この夫婦、生命感にあふれていて、夫はちょっと小泉元首相似で、細身だが男っぽい。妻は愛嬌があって愛らしい。即、感情移入してしまう。

もう既にここで普通じゃない。尋常じゃない。
一般人の夫婦を17年間追ったドキュメンタリーって・・・・。
そして、77歳と73歳の夫婦を17年間追ったら、番組の結末は・・・。すぐに想像できてしまう。

もうこのあたりから泣けてくる。

二人で始めた山の暮らしは、やがて子供が出来、家族を呼び寄せ、賑やかなものとなる。
しかし、娘達を学校にやり、きちんと育てるために一度は山を下りる。
そして子供たちを一人前に育て上げ、もう一度決意をする。これからはまた、山で、二人で暮らそうと。

二人にはずっとそのまま元気で仲睦まじく暮らし続けて欲しいと願うが、17年はやはり長く、二人は老いていく。
・・・番組終わるまで涙があふれっぱなしだった。

本当に素晴らしい作品だった。色んな意味で。
人とはなにか?生きるとは?幸せとは?
人はなぜ感動するのか?
同じ映像制作に携わる立場の人間として、映像作品の持つ力。意味。
・・・てなことを考えても考えなくても否応無しに感動させる力技。

いつからだろう。ここ10年ぐらいか。
映画、ドラマ、バラエティ、エンターテインメント、アート・・・。
映像にも色んなジャンルがあるが、最も強力なのはドキュメンタリーだろうと。思うようになった。
なんてことのない番組で、ちょっとしたコーナーのちょっとしたドキュメンタリーで、不覚にもほろっとしてしまう・・・てなことはちょくちょくある。
意味なく感動してしまうことも。
確かに良い映画もあるよ。良い映像作品は色々。でもな。ドキュメンタリーは強いわ。

しかしこの夫婦ドキュメンタリー、すげーよ。参りました。